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銀行からのお知らせ
お知らせ
2022年12月26日
住信SBIネット銀行株式会社
「外貨損益チェッカー」の誤表示に関するお詫び
平素は住信SBIネット銀行をお引立ていただき誠にありがとうございます。
このたび、「外貨損益チェッカー※1」機能について、外貨普通預金口座から税金(国税または地方税)が出金された場合に、平均購入レートおよび評価損益が誤った表示となることが判明しました。また、その状態で外貨普通預金を売却した場合において、実現損益も誤った表示※2となります。(取引状況によりますが、損益額の相違の程度は、おおむね2円~248円程度です。)
お客さまにはご迷惑とご不便をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
現在、正しい計算結果を表示できるよう修正対応を進めております。
修正対応完了後、当社お知らせにて「外貨損益チェッカー」修正完了のご連絡をさせていただきます。
完了までの間、「外貨損益チェッカー」機能は、計算結果が相違している可能性がございますので、ご面倒をおかけいたしますがご留意いただきますようお願い申し上げます。
- ※ 1 外貨損益チェッカーとは、外貨預金取引の損益に関する参考情報として、当社の計算方法により、平均購入レート、評価損益、実現損益を表示する機能です。
- ※ 2 お客さまのお取引きは正常に約定しております。
概要
誤表示の可能性があるお客さま
当社に外貨普通預金口座をお持ちのお客さまのうち、外貨普通預金の利息入金に伴って税金(国税または地方税)の出金が発生したお客さま
誤表示期間
2016年10月7日からシステム修正対応が完了するまで(現時点では未定となります)
誤表示された項目と項目毎の計算方法
- 平均購入レート
- 取得原価総額※÷外貨預金残高 ※ 購入した外貨預金を買付時レートで円換算した金額の合計
- 評価損益
- 外貨預金残高 ×(換算レート-平均購入レート)
- 実現損益
- 取引金額(外貨)×(約定レート-約定時の平均購入レート)
上記項目の主な表示箇所は、以下の通りです。
- 当社WEBページ
- 外貨アプリ
・実現損益
・残高
誤表示されるケース
- 平均購入レート、評価損益が誤表示されるケース
外貨普通預金の利息入金に伴い、税金(国税または地方税)の出金が発生した場合
- ※ 税金の出金が発生した直後のお取引が、外貨普通預金の買付などの場合については、平均購入レート、評価損益が正しい値に戻ります。
- 実現損益が誤表示されるケース
上記ケースにて誤った平均購入レートとなった状態で、外貨普通預金を売却した場合
誤表示の原因
本来は税金の出金時に平均購入レートの再計算を実施すべきでしたが、再計算が実施されておりませんでした(以下、具体的なお取引例(1))。そのため、平均購入レートとそれを利用し算出する評価損益や実現損益(以下、具体的なお取引例(2))が誤った値となっております。
具体的なお取引例
- ※ 平均購入レートは小数点2桁以下を省略して記載しております。
取引内容 | 取引金額 (円) |
取引金額 (外貨) |
残高 (外貨) |
約定 レート |
現在 | 修正後 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均購入 レート |
実現損益 | 平均購入 レート |
実現損益 | |||||
① 買付 |
1,400,000円 | 10,000.00USD | 10,000.00USD | 140.00 円/USD |
140.00 円/USD |
- | 140.00 円/USD |
- |
② 利息 |
- | 4.24USD | 10,004.24USD | - | 139.94 円/USD |
- | 139.94 円/USD |
- |
③ 税金 |
- | 0.86USD | 10,003.38USD | - | 139.94 円/USD(1) |
- | 139.95 円/USD |
- |
④ 売却 |
1,450,490円 | 10,003.38USD | 0.00USD | 145.00 円/USD |
139.94 円/USD |
+50,610円(2) | 139.95 円/USD |
+50,490円 |
⑤ 買付 |
750,000円 | 5,000.00USD | 5,000.00USD | 150.00 円/USD |
150.02 円/USD |
- | 150.00 円/USD |
- |
⑥ 売却 |
750,000円 | 5,000.00USD | 0.00USD | 150.00 円/USD |
150.02 円/USD |
▲120円(2) | 150.00 円/USD |
±0円 |
- ※ 上記お取引例の場合、③税金出金後に平均購入レートの再計算が実施されず、平均購入レートが0.01円低くなります。また、④売却時の実現損益は、120円高く算出されます。その後、⑤買付後の平均購入レートは0.02円高く算出され、⑥売却時の実現損益は、120円低く算出されます。
今後の対応につきまして
システム修正対応により、税金の出金時に平均購入レートの再計算を実施するように変更いたします。
また過去のデータについては、修正を検討しております。
修正対応完了後、お知らせにて「外貨損益チェッカー」修正完了をお伝えいたします。
ご不明な点等ございましたら、下記照会窓口までお問合せをお願いいたします。
<お問合せ先>
お客さまにはご迷惑とご不便をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
今後は同様の事態を招くことがないよう努めてまいります。
引き続き、弊社をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
以上