プレスリリース
2018年5月25日
住信SBIネット銀行株式会社
PAY株式会社
ID型決済サービス「PAY ID」が
住信SBIネット銀行からの即時口座支払いに対応
住信SBIネット銀行株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)と、ID型決済サービス・お支払いアプリ「PAY ID」を運営するPAY株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:高野兼一、以下「PAY」という)は、「PAY ID」が住信SBIネット銀行からの即時口座支払いに対応することをお知らせいたします。
本取組みは、住信SBIネット銀行が提供する更新系APIを利用することで、「PAY ID」決済の利用時に口座から即時にお支払いができるようになります。本日より一部のご招待ユーザー限定で提供を開始し、本年7月より一般向けサービスの公開を予定しております。
なお、住信SBIネット銀行が、モバイル決済領域へ更新系APIを提供するのは初の取組みとなります。
「PAY ID」の住信SBIネット銀行からの即時口座支払いについて
「PAY ID」の即時口座支払いは、「PAY ID」にご登録されているかたで、住信SBIネット銀行の口座をお持ちのかたがご利用いただけます。
これまでは「PAY ID」で決済いただくには、クレジットカード等のカードの登録が必要でしたが、本取組みにより、住信SBIネット銀行の口座から直接お支払いが可能になるため、クレジットカード等をお持ちでないかたも「PAY ID」決済をご利用いただけるようになります。
更新系APIを活用した決済サービスの特長
更新系APIは情報通信を行う新しい枠組みで、銀行と決済サービスの間で直接決済ができます。
従来のクレジットカード等の決済は情報処理センターを介して情報通信を行いますが、更新系APIは銀行と決済サービスの間に情報処理センターを介さず、直接情報通信を行います。情報処理センターを経由しないことで、クレジットカード等の決済と比較して決済手数料の構造が変わり、例えば、削減されたコスト分を加盟店やユーザーに還元することが可能になります。
ID型決済サービス「PAY ID」の概要
「PAY ID」にあらかじめクレジットカード等を登録するだけで、以降は都度カード番号やお届先等の情報を入力する必要なく会員IDでログインするだけで、簡単にオンライン決済が行えるサービスです。ネットショップやWebサービスなどオンラインでのお支払いのほか、専用のお支払いアプリを使ったオフライン決済にも対応しています。
オフライン決済は、お支払いアプリ「PAY ID」をダウンロードいただくと、現金を使わずにQRコード読取りによるキャッシュレスな決済を行うことができます。こちらは、実店舗や催事などリアルなシチュエーションでご利用いただけます。「PAY ID」の登録ユーザーは現在100万人を突破し、50万店舗を超える加盟店でご利用いただけます。
QRコード決済とは
"二次元バーコード"とも呼ばれ縦と横の二方向にたくさんの情報を記録できるQRコード※を利用した決済サービスのことです。購入者は専用アプリにあらかじめクレジットカード情報を登録しておくと、商品のQRコードをスマートフォンで読取るだけで代金の支払いができます。
- ※ QRコード®は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
PAY株式会社の概要
「支払いのすべてをシンプルに」を理念に、誰もが簡単に決済を導入できるサービスとしてオンライン決済サービス「PAY.JP」とID型決済サービス/お支払いアプリ「PAY ID」の開発・運営をしています。インターネットとテクノロジーの発達により変化する現在の「お金」の在り方を最適化し、支払いのすべてをシンプルにすることで、お金を扱うすべての事業者・個人にとって、もっと豊かで便利な生活を提供いたします。
「PAY ID」の安全への取り組み
- クレジットカード業界のグローバルセキュリティ基準「PCI DSS」Ver3.2に完全準拠
- Amazon Web Servicesを利用し、PCI DSSに準拠したインフラ環境で運用
- カード番号をトークン化することによりプラットフォーマーのカード番号の非保持・非通過を実現
住信SBIネット銀行は、お客さまの利便性を高めることを目的とした提携先企業との各種サービス企画を通じて、FinTech分野におけるイノベーションを積極的に進めてまいります。
以上