プレスリリース
2016年9月26日
住信SBIネット銀行株式会社
深層学習型デジタルマーケティングに向けた
日本テラデータ株式会社とのAI共同実証実験着手について
住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉川幸彦、以下「Teradata」という)と共同で、ディープラーニング手法を活用した深層学習型デジタルマーケティングの共同実証実験に着手したことをお知らせいたします。
本実証実験では、住信SBIネット銀行が持つ多様なデータと、TeradataのビッグデータプラットフォームであるTeradata Aster Analytics を用い、顧客の取引動向や外部Web行動をディープラーニング等のAI(人工知能)を活用して解析し、顧客のニーズやタイミングをより正確に把握することで、マーケティング業務における顧客ターゲティングの高度化を目指します。加えて、広告のアトリビューション(寄与度)分析結果を組み合わせることによって、広告活動におけるメニュー選定、ボリューム調整、予算配分といった一連のプロセスを独自アルゴリズムを用いて最適化を図り、マーケティングROIの最大化を狙います。
住信SBIネット銀行は、ビッグデータの高度活用を、ブロックチェーンやAPI化と並ぶ一連のFinTechイノベーションの中核ととらえ、今後の重要なコア・コンピテンシーになると考えています。その一環として、AI活用のノウハウと経験を蓄積していきます。
Teradataは35年におよぶアナリティクスの経験に基づき、グローバルの先進的な金融機関のビッグデータ活用を支援しています。先端的な分析手法にも積極的に取り組んでおり、本年6月には、ベルギーにおけるユーロクリア主催のハッカソンにおいて、ディープラーニング手法を用いて優勝しています。
提携先企業サイト
日本テラデータ株式会社 (http://www.teradata.jp/)
「Teradata」、「Aster」は、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。
住信SBIネット銀行は、お客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめてまいります。
以上