キャリア採用
インタビュー
新規事業
N.R 2021年 中途入社
提携企業の想いと快適な顧客体験をNEOBANKで実現する
現在担当している仕事内容・役割
提携先企業とその先のお客さまのために、新しい金融体験を創っていく
私が所属するネオバンク事業部のミッションは、住信SBIネット銀行の展開する先進的なサービスである「NEOBANK」サービスの発展・拡大です。
私の業務は、新規でNEOBANK提携をご検討されている企業さまとの新たなビジネススキーム創出に向けた交渉や、既存でNEOBANK提携をいただいている企業さまとのサービス拡大やお客さまの顧客体験向上につなげるための施策立案や管理などを担当しています。また、ネオバンク事業部の全体計画立案・計数管理も行っています。
上記の業務においては、実際にサービスをご利用いただくお客さまに対し、いかに快適な顧客体験をご提供できるかという観点を重視し取り組んでいます。
入社理由
もっと新規事業に取り組みたいという想いを持って入社
前職では地方銀行に9年間勤めていました。営業店で約5年半、本部で約3年半勤務しました。
営業店では法人のお客さまを中心としつつ、個人のお客さまへの資産運用のご提案やローン商品の販売を行っていました。
また、本部では経営企画部に在籍し、金融当局の対応や、各種会議体事務局対応、本部部署間の調整などを中心に行なっていました。また、新規事業の立案・リリースも担当していました。
転職を検討したきっかけは新規事業の立案・リリースに携わった経験です。業界の規制緩和や周囲のメンバー、その他さまざまな巡り合わせにより、無事新規事業のリリースまでこぎつけることができましたが、これは地方銀行としては非常に稀なケースだと思います。
もっと新規事業の企画立案に携わりたいと思い転職の検討を始めたのですが、銀行業界には9年間身を置いており、ある程度理解は深まっていたことから、自身の経験を活かし「銀行」の持つサービス・強みを何か別の形でお客さまにご提供できないかと考えていました。
そんな折、住信SBIネット銀行が「NEOBANK」というサービス名称でJALをはじめとするビジネスパートナーとともにお客さまに各種銀行機能を提供・展開していることを知りました。その他にも銀行でありながら銀行らしからぬ先進的なサービスを次々にリリースしており、その先進性・スピード感に惹かれ入社を決意しました。
印象に残っているプロジェクト
進行中のプロジェクトで実感する圧倒的なスピード感
今まさに参画中のプロジェクトですが、新たなビジネスパートナー候補の企業さまと、企業さまのブランドを冠したNEOBANKサービスの実現に向け協議を進めています。その中で印象的なことは、当社全体のスピード感です。
通常、新たな事業・商品の開始に際してはさまざまな要件設計やシステム開発、また開始に向けた意思決定等、多くのプロセスが介在し多くの時間を要します。
当社では、社長をはじめ経営陣との距離が近く、案件の初期段階から概要を共有しディスカッションをしています。このような事前のプロセスを踏まえ案件を進めていくため、会社としての意思決定は非常に早くスピーディーに案件が進んでいきます。
また、その後の実務段階においても、案件ごとに実務関係者のグループチャットを作成することで、リアルタイムに課題を洗い出しリリースに向け進んでいきます。
このスピード感は前職にはなかった点であり、当社らしさの一つであると感じています。
これからチャレンジしたいこと
個々のノウハウを体系化することでスピード+質の高さを追求する
これからチャレンジしたいことは時間軸を分けて大きく2つあります。
短期的には、新たなNEOBANKビジネスパートナーと提携し、サービスをリリースすることです。現在、複数の新たなビジネスパートナー候補の企業さまがたと、新たなNEOBANKサービスの提供について協議を進めています。一口にNEOBANKと言っても、ビジネスパートナーの企業さまの業界、取り扱う商品・サービス、お客さまのニーズ等々により設計は多岐にわたります。その一つひとつを具体化していくのは根気の要る作業ですが、企業さまの思いを実現し、その先のお客さまに喜んでいただくために、非常にやりがいを持って業務にあたっています。
現在協議を進めている複数の案件につき、しっかり商品リリースまで取り組んでいきたいと考えています。
長期的には、社内のノウハウをとりまとめ、社員教育を充実させたいと思っています。当社は銀行業の中では比較的若く、中でもNEOBANKサービスは2020年開始と非常に新しいサービスです。また、上述の通りビジネスパートナーの企業さまによって個別の設計も多く存在するため、どの案件に関与しているかによって個々人の業務知識が異なります。
中長期的には個々人が持っているノウハウや暗黙知を可視化、類型化し、それらを社内で共有することで社員教育の充実に繋げ、当社全体の地力向上に結び付けていきたいと考えています。
住信SBIネット銀行をこう変えていく
当社はお客さま目線というぶれない判断軸に加えて、国内初、業界初といった先進性を非常に重視しています。これは当社のアイデンティティであり、他社にはない強みです。
先進的な取り組みというものは、好意的に受け止めていただけることももちろん多いですが、一方で社内体制やスキルに起因し何か不具合が発生すると、銀行の持つ公共性の観点も鑑み多くの批判にもさらされるリスクがあります。
当社ではこれからも次々と先進的な取り組みを発信し、お客さまにより良いサービス体験をご提供したいと思っています。この取り組みを継続していくためにも、より一層の社内体制や人材育成の強化を通し、スピード感と強靭性を兼ね備えた会社にしていきたいと思います。